大納会である。泣いても笑っても、本年の取引は今日が最後。気負わず、浮かれず、大発会に臨む。
円安が止まらない。
安倍内閣は円安内閣のようだ。
底を打った相場は天井打つまで上がる。これは自然の摂理だから仕方ない。
相場は常に行き過ぎるものだ。円高に行き過ぎた相場の反動は円安に突き進み、三年後、気がつけば1㌦が150円。来年は100円。
国内商品は、円安で全てが上がる。
国内の物が上がれば、インフレ。小麦やコーン、大豆、ゴム、ガソリンの値段も上がる。
今度は円安で庶民が悲鳴を上げる時代。
牛丼一杯300円の時代を懐かしむ日が、近い将来くるだろう。
そんなこんなで、弊社も年内の営業は今日で終わりである。この新聞を刷りながら、新年を迎える準備をする。
事務所の玄関にはしめ飾りを下げる。事務所の目の付くところに、鏡餅を置いた。
この一年、本紙をお読みいただき、誠にありがとうございました。
来年は巳年。巳は、脱皮を繰り返して成長をする生き物。成長や発展を意味する縁起のいい動物として扱われている。
弁財天の使いでもある。財を連れてきてくれるいわれもあり、大切にする地域もある。
干支で来年は癸未(みずのとみ)。陰陽五行では水性の陰にあたる。
メリマン氏の本では、来年7月を中心に「水のトライン」という星回りがくるのだそうだ。
来年はどうやら、何かと水と関係が深い一年になるかもしれない。
大難が小難に済みますように。小難が無難になりますように。