10月01日付 メリマンコラム 《回顧と展望》

世界の大半の株式市場は先週、悪戦苦闘の様相に。
9月14~21日にかけて年初来高値を更新した後、月が水瓶座に入居していた9月25日(火曜日)前後にかけて、相場は2番天井を形成、急落した。
この月の位相は、しばしば相場の高値と関連性を有している。だが一番の要因は火星で、これが週の後半、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の始原図(1972年5月17日設立)の非常に過敏なポイントに入っていたのだった。
週の終盤には多くの株式市場に急激な下落がみられ、AEX(蘭)は月間最安値まで落ち込んだ。
それでも週の終わりまですこぶる健闘した市場はいくつか有り、例えば、ハンセン指数(香港)は4カ月ぶりの高値まで反騰し続け、またSMI(スイス)は年初来高値を更新した。
【註:NYSE始原図と先週の天体位相はツイッターで掲載します。ここで簡単に言うとこの二つのホロスコープでグランドスクエア(十字)の位相が出来ていました】
金・銀相場は米国株式と合わせ鏡の如き相場であった。
つまり、これらの市場は前週記録した数カ月ぶりの高値から急落。9月26日(水曜日)まで値を落したのだ。
しかし、相場は週末の引けにかけては力強く戻す。
これは10月1~12日(日本時間では2~12日)のヘリオ射手座ファクターの下準備といった所か。
火星もまた、10月7日にから蠍座から射手座にサインチェンジ。来週は( ひょっとするとその翌週初頭も含めて)なかなか見応えのある値動きがありそうだ。
【註:10月7日は日曜日。翌8日は日本が金融市場休場。米国もコロンバス・デーで為替市場が休場だが、中国は1週間の国慶節明けとなるので実質来週9~10日に全世界の金融市場が出揃う形になる】。