09月10日付 メリマンコラム 《長期見通し》その2

数週間の内に土星は蠍座に入場、海王星とトラインを形成する( 日本時間10月11日~2013年7月19日 )。
そのため、真実と信頼の問題が表舞台に上ってくるだろう。そう、11月6日の大統領選投票日の時も、土星は蠍座に滞在するのだ。
2人の候補者、2つの政党を隔てている争点やイデオロギーは、互いに明確なコントラストをなしている。
だが全ての論点に横たわる相違にもかかわらず、最終的な投票結果はこのたった1つの人格的問題に行き着くかもしれない : 誰を信頼するか、誰が真実を告げているか、そしてこのキャンペーン全体を通して誰が誠実であり続けたか ― あるいは少なくとも、誰がこの選挙の最後の1カ月間、これらの道義を最も体現するのか?
米国の有権者は、特定の党がある問題に対してとる立場を支持するものではあるが、候補者が誠実で正直であるという信条以上に彼らの投票を確実にする要件は無いということを、自らの歴史を通じて示してきた。
もし候補者のいずれかが、選挙に先立つ期間に誠実さの面で大きな間違いを犯すなら、それは高くつくだろう。だが、もしそれが選挙の後で起きるなら、これはもっと高くつくことさえあるかもしれない。
何故なら牡羊座の天王星が山羊座の冥王星にスクエアを形成する下では、「 粛清への衝動 」がそのピークに達するからだ。
自分が守ることの出来ないような約束をする指導者に対する許容量は殆ど無さそうだし、その上もし彼がキャンペーンシーズン中に約束したことを不注意にも無視したり修正したりすれば、その傾向はもっと強まりそうだ。
2012年~2015年、私達はこの強力な天王星・冥王星が示すサインの下で、説明責任(accountability)が要求される時代に完全に入っている。
そして、もしこれが手に入らなければ、それは直ちに追放と排除の時代となるかもしれない。