さて、アストロロジーに依拠した陰謀説はこのようなものとなるだろう(十二分に想像力を働かせてお読みいただきたい)。
11月6日の(大統領選)一般投票日当日、水星は20日間に及ぶ逆行が始まる。投票結果はそれからまもなく修正される。
言い換えるなら、それは不正確であるという事が露見するという事。これはとあるどこかの投票所単体で発生するといった類のものではなく、その後数日にわたり、いたるところで発生したかのような印象を与える。
国民はあるパターンに気付き始め、この大統領選が不正によって汚されたという不満がちらほらと出てくる。
そして最終的な選挙結果はこうした疑惑が捜査されるまで棚上げとなる。投票日の翌週、秘密主義の星座宮である蠍座で新月(皆既日食)が起こり、また特に逆行中の水星と順行に転じようとしている海王星の双方がスクエアとなるにつれて、もっと多くの不法行為や違法な票操作が発覚する。
民主・共和両党サイドが互いに悪意を持つ者として非難することで、数々の噂 — 陰謀説 — に新しい命が吹き込まれる。水星と月が射手座に入場する11月14~16日には、こうした動きが危機的兆候をみせるところまでエスカレートし、憤怒は沸点に達して制御不能となる。
11月23日、火星は天王星とウェイニングスクエアを形成。更に同月27日(日本時間28日足)に、火星は山羊座の冥王星とのコンジャンクション(0度)に向けて進行していく。
危機はエスカレートするが、これは米国内に限ったことではなく、イラン( またはイスラエルか? )が他方にミサイルを発射するとともに中東の軍事的脅威が叫ばれる。
結局のところ、歴史的にみても、火星が射手座と山羊座に滞在する時はイスラエルと近傍諸国との間の軍事的脅威と対立がピークに達しているのだ。
この同じ時間帯(11月23~27日)に水星は順行に転じ(註:日本時間27日朝7時)、同日金星は蠍座で土星とコンジャンクションを形成。これは株式市場を急落させる。