しかし、現在の注目点はアジアおよび環太平洋地域に切り変わっている。ハンセン指数(香港)とオールオーディナリー指数(豪)を見てみるといい。先週末、ともに相場は月間高値を更新している。この豪州株価指数にいたっては年初来高値を更新している。また、上海総合指数(中国)は引けで数週間ぶりの高値更新を示現、まさにこれは米国株式の動きと間逆の値動きであった。ニフティ(印)はNYダウ同様10月5日に年初来高値をつけた。しかし日経平均は先週を通して下落し、2カ月ぶりの安値を更新するとともに、昨年つけた3年サイクルのボトムを試しにかかっている。
欧州株式市場もやはり奇妙だった。ほとんどの市場では天王星/冥王星のスクエアを形成した近辺である9月中旬に相場はトップアウト。S&Pやナスダックと同様に先週を通して値を下げ続けた。しかし、SMI(スイス)は先週火曜(10月9日)に年初来高値を更新。実に奇妙である。よくよく考えてみてもよく判らない。気がつけば、世界のいくつかの市場で相場は熱狂(boom)しており、他の市場ではその熱狂が破綻に変わっているのだ。
(他所の市場の好調を横目に)その輝きを失っているのは世界の多くの株式市場だけではなく、先週末に火星が蠍座を離れて以降、金と銀も同様にその輝きを失わせている。はが本当の良い面を見ながら)オフ消え光沢ですが、火星は蠍座の最後の週末を去って以来、は、その輝きを失っている。
これは遡る事5月中盤から6月後半にかけて、当MMAでの買い推奨に従って貴金属の買いを手掛けてくれたレポート会員の皆様にとっては素晴らしき時間であったといえよう。
更にこれは、先週初めにかけての売り転換場面としても良かったように見える。