なにもかも崩れる

NYダウも日経平均株価も、崩れるときは同じである。世界的な恐慌相場が来る。

紫蘇の実のしごける指のかをりかな 兵衛。

NYの金が、どうもよろしくない。1,700㌦を割ると、なにもかも崩れる。
いうなら、恐慌相場の入り口である。
すでに、NYの白金は崩れに入っている。今度の下げは、かなり深いかもしれない。
1,550㌦で下げ止まればよいが、1,500㌦辺りまで下げてしまうかもしれない。
世界の相場は、騰げすぎて、しかもNY白金など完全な売り線を入れた。1,600㌦割れには少し抵抗しようが、大きな相場の流れは明らかに暴落線である。
NY原油が90㌦で下支えできるか。
90㌦を割ってしまう。
先行きは85㌦も維持できない。
結局80㌦あたりで下げ止まるが、あくまでも戻り売りの相場である。
NY原油は90㌦台で、長期にわたって上にも行けず、下にもいけなかったもみ合いの疲れが相場に一気に出よう。
すでにNY原油は、上に行く力を出し切った。
いま最も悪い姿はNY金である。1,700㌦を割るだろう。
1,650㌦で下げ止まればいいが、そうはいかない。
世界恐慌のような時は、やはり金が売られ、ドル為替が売られ、それが全般に波及していく。
手持ち株は、少々引かされていても、早い目に手放すこと。持っていたら、ズルズルと深みにはまる。
金も白金も大下げを暗示している。NYダウも日経平均株価も値崩れする。いうなら恐慌相場である。