10月22日付 メリマンコラム 《短期見通し》その2

先週のコラムで次の通り述べた“目先、影響を及ぼしそうな主要ジオコスミックサインは、おそらく火星の射手座入居であろう(日本時間10月7日~11月17日)。この位相は非常に値動きの荒い相場つきを示唆する組み合わせである。火星は衝動や攻撃性、いかなる犠牲を払ってでも勝ちにいこうとする勢いを表す。…而してそれは闘争的で好戦的な状態になりがちで…、さらに、射手座は誇張表現や“大きなもの”との原理原則と関連性がある。このサインは“小”を好まない。その結果、尊大かつ話に尾ひれをつけた上で声高に主張する事になるので、殺伐かつ好戦的な事態に発展していく。この位相の組み合わせは、自負心、いや、その自信過剰さから冒険に向かわせる。そしてここに問題の一端があるのだ。こうなるべきと思われる方向に物事が進まないようだと、この自負心がたちまちヒステリーやパニックに転じてしまう。従って射手座の火星は、金融市場に強力な反発や大下げを示現させる…”。

差し詰め「荒天ニ備ヘヨ」といったところか。目下非常にワイルドな時間帯に入ろうとしている。

今週終盤から来週にかけては特にワイルドとなろう。この時期は素晴らしい利益を上げる事になるが、もし注意が足りなければ手ひどい損失にもなり得る。

そして恐怖の「財政の断崖」はいまだに1月2日と不気味に迫っている。

今回の相場に、ちょうど25年前の様々な事を思い起こさせられる。先週19日は金曜日だったが、1987年10月19日は月曜日だった。