10月29日付 メリマンコラム 《短期見通し》その2

実は『フォーキャスト2013』で詳細に解説する予定なのだが、来年は
天上で非常に稀な天体配置が起きる。これは、この世界規模の負債爆発
(とそれに付随する経済の落ち込み)がついに奈落に到達する可能性の
先触れとなるだろう。

それはあたかも世界の圧倒的多数の人々が過去10年に起きてきたことの
結末を理解し、そして財政的忘我状態へのこの滑落を止めるために、必
要な処方箋を受け入れるというような光景だ。

その結果として私達は底付きを経験し、2013年半ばにもたらされる、集
合的理解と受容という形の窓を開けることによって、再び浮上していくた
めの再建を始める可能性がある。

もちろんこれは、魔法のように一朝一夕で叶う話ではない。だが、何らか
の普遍的法則と、それへの理解を反映した決断は可能だ。そうすれば、お
そらく2015年までに、最悪の時期を脱することが出来るかもしれない。

人類にとって、この非常に稀で強力な惑星パターンは、より信頼のおける
堅牢な財政基盤のスタートを象徴するものになるかもしれない。