『やがて人々がこう聞き始めたとしても驚くにはあたらない。「ホワイトハウスは大統領の立候補を擁護するために、とてつもなく重要な出来事(米国大使クリス・スティーブンスとその他の人達を殺したベンガジのテロ事件)に関する何かを隠しているんじゃないか?」と。多くの米国民有権者にとって、この事は大統領職の価値を貶める原因となる可能性がある…… 現職大統領はその信頼性に欠如がみられる』
Daniel Hemninger, 10月25日付 ウォールストリートジャーナル誌より
さてどちらが正しいのだろう? 大統領は信頼がおけるのか? 彼が『 …ありのままの真実を口にし、口にしたことはありのままの真実だ』と口にする時、それは真実なのか?
これは11月6日、人々が投票に行く時、確実に彼らの胸の内を去来する問題だろう ? 今すでに効力を発している選挙日前の不在者投票を行っていない人々のことだが。
それぞれの候補者の信頼性は、来週に入って示されるのではないかと私は思う。
両候補者が11月6日、水星が逆行に転じ、海王星が滞留から順行に移ろうという投票日に向けた最後の日々にとる戦術によって、私達はそれを確認することになるだろう。
この惑星コンビネーションは正直さや透明性を暗示するものではない。むしろ策略や奇襲にも似た申し立てという手段や、誰もその責任をとらない類いの情報漏れなどを象徴するものだ。
つまり言葉を換えるなら、この次の週あたり、世論調査結果にもう一度変化があったとしても驚くなかれ、ということだ。
例えば、もし突如として、はたまた藪から棒に、ロムニー知事の所得税に関する税務記録のコピーが何処からともなく出現して、彼が数年前にオフショア口座を持っていたことが明るみに出たり(現政権以前にはこれが適法だったことなど気にする必要はない。何故なら今現在は適切な申告が無ければ違法だからだ )、あるいはコロンビア大学でバラク・オバマの学友だった誰かへのインタビューで、彼が経済学の単位を取れなかったことが今になって暴露されたとしても、私なら驚かないだろう。言いたいことを分かって頂けただろうか?
だが、もしこのようなことが起きるとしたら、それで利益を得るであろう相手方の候補者にもブーメランとして返っていくだろう。
何故なら…… これは結局、信頼性の問題だからだ。
あなたは隠すことなど何も持たない信頼に足る人物なのか?それとも否か? そのどちらかだ。そうだ、オバマの言うとおり「信頼は重要」なのだ。
水星と海王星が時を同じくして強調される時、信頼の問題は紛れもない挑戦課題だ。今週のニュースとその翌週の投票集計のニュースを見ていて欲しい。これはマンデーン・アストロロジーの重要なレッスンとなるかもしれない。