11月05日付 メリマンコラム 《長期見通し》その2

一人のアストロロジャーにとって、一つの季節のうちにこれだけの複雑で珍しいパターンのコンビネーションが起きるのを目撃するというのは凄いことだ。
これが以前に起きたことがあるのかどうか、私にはわからない。この時期には非常に魅惑的かつ興味をそそられる魂が輪廻して来そうだという見解に加えて、ここで世界的な経済危機に対するとても建設的な解決策の提案があり、それが採用されて、世界の金融システムの再建への道を切り開くという期待もまた見込める。
私はなにも一夜にして奇跡的に変化が起きると言っているわけではない。だが互いに対立するイデオロギー間の合意が少しずつ前進する可能性があり、それがひいては持続的な回復に向かうプロセスをスタートさせ、2020年終盤にはその効果が明確に表れるかもしれない ― もし私達人類がその時採用された計画を忠実に実行し抜くならば ― ということなのだ。
それはあまりにも時間がかかり過ぎだと思われるだろう。だが世界は底知れぬ深い淵に在る。壁を登って外に出るには時を要するのだ。しかし私達は何時か何処かの時点でこの再建プロセスをスタートするための合意や政策を始動させなければならない。
私はこれらの惑星フォーメーションが持つ潜在的な事象顕現の可能性をふまえて、2013年には私達の手でこれを実行するチャンスがあると考えている。それは世界にとって新しい日の始まり、新しい朝となるかもしれないのだ。