欧米では降誕祭だが、日本では庚申様。蕪村忌でもある。蕪村忌や画中散歩の李太白(秋桜子)。
寒月や衆徒の群議の過ぎて後 蕪村。
京都の東本願寺と西本願寺でお煤払いが行われたとラジオで聴いた。
竹の棒で畳を叩いて埃を舞い上げ、大団扇で外へ出す。
大仕事ではあるが、今年一年の感謝を込めて丹念に行う。
もうすぐ仕事納めであるから、事務所の大掃除をはじめる。
一年の間、片付けらしいことをしていなかった。デスクの両端は本や資料が山のように積みあがってしまった。
今年もお世話になりましたと、本棚へ一冊また一冊と戻す。
そうしていると、懐かしいものが出てきたり、あれだけ探しても見つからなかったものが山の中から見つかる。
懐かしさに負けて本を開いてしまい、気が付いたら大掃除が全くはかどらなかったとはよく聞く話である。
年末慌しく、日本もアメリカも政治さんがバタバタ。こちらは大掃除どころではない。
株や為替は翻弄されている。
オバマさんも安倍さんも、大衆のプレッシャーを受けつつも、敵対相手にはプレッシャーをかけていく。
日銀総裁の白川さんも、更迭覚悟に安倍さんの要求を跳ね除ける度量はない。
緩和宣言に失敗すれば、自公民は参院選で今度は惨敗するだろう。
今の選挙制度はオセロゲーム。白がまた黒に変わる前に、死に物狂いで緩和を要求しよう。
相場はその方向性を示している。円安、株高。みんなよくなれば良い。