オバマ大統領は、もし共和党が支出削減をあくまで次回の討議に結びつけるなら、債務上限に関する話し合いには参加しないとすでに明言している。彼は債務限度をあと2年分引き上げること、それに関して一切の支出削減を伴わないことを要求している。
本当に? 皆さん、天王星と冥王星が互いにスクエアを形成している限り、そんなことは起こり得ない。それはお分かりのはずだ。
世界の多くの指導者達が、彼らの権力を中央集権化するべく急いでいるのを見ても解るように、山羊座の冥王星は「権力掌握」を示すことがある。あるいは、政治指導者達が合意に達するか妥協を通して政府を前進させられないことに対して、世界中で大衆の苛立ちが高まることを意味しているかもしれない。
では人々が長期にわたるフラストレーションを過度に溜め込んだらいったい何が起きるだろうか?彼らは最終的に反乱を起こす。
さて、オバマ氏は何をしようとしているのだろう? 今年の「フォーキャスト2013」の中で長きにわたって詳説したように、彼の出生図へのトランシットを見ればそれは非常に明白だ。
彼にとって「有利な」アスペクトは1月末に終わりを告げ、その状態は当分の間続く。そして今度は運行中の海王星が、彼の出生図における月(双子座)と冥王星(乙女座)のスクエアに対して、T字スクエアを形成し始めている。
自分の欲する物事の全てをそのまま得られず、イライラさせられるような議論には今後一切参加しない、という彼の言葉は本気なのだと私には思える。海王星は感情に身を委ねていく。海王星は引き籠もる性を持つ。特に、敏感な出生図の月とアスペクトを形成る場合はなおさらだ。