我々は1月25日~3月6日までの長きにわたり連続して起こる、ジオコスミックスサインの真っ只中にいる。この時間帯の中では、各金融市場によって相場の反転場面はそれ時間が異なるかもしれない。これら固有のサイクルは、それぞれ同じ日でクライマックスには達しない。
それでもなお、金融アストロロジーは。変化日を特定するにあたって集団思考への洞察を提供してくれる。こうした力学を理解することによって、この力学がどんな部分に目立って働くか、そしてどの市場が最もそれに反応しやすいかといった要素を繋ぎ合わせ、まとめ始めることが出来るのだ。これらの内のいずれかが市場のセンチメントや投資家心理、または政治的決断と同期するなら、それは様々な金融市場に影響を与えていく。
今週はかなり魅力的なジオコスミックスサインがいくつか展開する。これらは事実上、金曜に二つの惑星がサイン・チェンジ(次の星座宮への移動)を行ったことによって始まっている。金星が真地面なサインである山羊座を離れ、先進的で現代的な星座宮、水瓶座に入居。そして火星が水瓶座から魚座に移行したのだ。後者のイングレスは二つの理由から最も注目に値するものだ。
第一に、火星は積極果敢な力であり、魚座は受動的な質を持っている(受動性 — 積極性)。第二に、火星は2月4日(日本時間は5日)に海王星とコンジャンクションの関係。海王星は魚座を支配しているので、これもまた優しさと受動性という質を持っている。そこで私達は今一度、この「受動性 — 積極性」という性質が発効するのを見ることになる。巷の論調に注意してみると良い。最初のうちは、ある特定の観点や政治的方向性への支持を示そうと企てながら、結局は彼らがまさに支持したはずの物事を、否定したり批判したりして終わるだろう。特に銃規制法についての討論がどうなるかは興味深い。法案への理解や支持を示す声があがり、その後になって規制内容の変更や法案撤廃への願いが続くことになるかもしれない。