さぁ、トリックスターが戻ってきたゾ!
待ちに待った米国株式の修正安が始まったと思ったちょうどその時、バーン!今一度相場は反発した。そして再び、テクニカル分析人は夢が叶うと感じている。残念ながら、それは短期テクニカル分析に根差した売買シグナルを用いるテクニカルアナリストにとっては悪い夢になろう。そう、それは金融アストロロジーのような難解な研究1つをもっと詳しく見せるのには十分といえよう。あるいはマンデーンアストロロジーでもよい。さもなければ、2013年の株式に何が起きているのかを説明できるだろうか?あるいは金や銀でもよい。先週同様に強力な展開が何処で繰り広げられるか説明できるのだろうか?
水曜日(20日)に14,058で5年ぶりの高値を更新後、NYダウは木曜日(21日)、200ポイント以上下げて一時13834まで急落。しかし翌金曜(22日)、まさに水星“トリックスター”逆行前日であったこの日に相場は120ポイント上げて14,000台を回復した。強気相場はたった1日の小休止で戻ってきたようだ。それとも…?(詳しくは短期見通し参照の事)
ただ、先週の株式は以前ほど刺激的なものでもなく(結果的に週の値幅は200ポイント超えであったにもかかわらず、実際それは高安値に過ぎなかった)、金、銀の値動きの方がはるかに印象的であった。印象的であっただけでなく我々の相場分析に非常にきれいにフィットしていたといっても過言ではない。