彼岸天井、彼岸底。暑さ寒さも彼岸まで。どうも、彼岸の入りの頃に、水星逆行も終わるのだそうだ。
とりわくるときの香もこそ桜餅 万太郎。
早朝はまだ寒い。
風の強い朝などは、またひとしお。とはいえ、命まではとられまいと思う程度になった。
さて二月、国内商品は調整月間、三月は、円安と共に出直り基調。
金相場は、NY市場がパッとしない足取りだが、東京市場は、新値を伺う勢い。
時間をおいて、NY市場も、東京市場に追随してこよう。
2005年頃であ ったか、どうにも400㌦台でモヤモヤしていたNY市場が、九月頃から突然吹き始めた。
そこから、相場は一年足らずで、700ドルまで続伸したと記憶する。
この時、東京市場も円安に転じていた頃。相場は1750円から2500円まで暴騰。
国内商品市場は、まさに金一色。「東京主導でNY市場が上昇」といったニュースも流れた。
当時の東京市場、金は出来高が一日おおよそ三十万枚。取組高は五十万枚と記憶。
いと華やかなりしや商品市場。しかし、今となっては跡形もない。
東京穀物取引所の跡地には、マンションが建っていると聞く。
さて、金である。円安だけで上げている。そのうち、後からNY市場が追いついてくる。
NY市場が追いついてくると、2005年夏から、翌年春にかけての相場が、再現されてくるようになろう。
当初は、さくら咲く頃かと見ていたが夏頃あたりか。その頃、金価格は6000円台に手が届いていると思う。