3月18日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その1
先週は、マンデーン及びファイナンシャル・アストロロジーの原理原則にとって、多くの点で注目に値する週であった。スピリチュアルな星座宮である魚座での新月、また(この時魚座に入居していた)水星、金星、海王星(そして魚座から出たばかりの火星)の存在とも呼応して、カトリック教会が新しい法王を選出した事は、宇宙的な観点から見ても適合した事象だった。
また新法王が貧者や苦しむ人々への慈愛で知られる聖フランシスコの名を選んだというのも天体が示唆する時宜にふさわしかった。ウォールストリートジャーナルによると、アストロロジャー達が魚座という星座宮、そしてアッシジの聖フランシスコとの両方に属すると見なす特質『…教会の謙虚さ、清貧、慈善の強調』を彼は重視しているとのことだ。
海王星の14年にわたる魚座在泊、また魚座の新月と他の多くの惑星の魚座在泊にともない、カトリック信仰 — そしてまさに全世界の宗教にとって — 今や新しい時代が始まろうとしているのかもしれない。
ただ、天王星・冥王星のワクシングスクエアが本来内在している、日常及び経済的危機、まだ依然として現在もグイグイと進行中である。これは先週も垣間見る事が出来る、(中国からの)サイバー攻撃は依然進行中でニュースのネタとなっており、米中間でのこうした反目から新たな非難の応酬が生まれている。
税制改正の議論もまた盛んで、共和党主導の下院と民主党主導の上院が両方共に各自の予算案を提出した。上院ではここ4年間で最初の予算案となった。そして予想通り、連邦議会のそれぞれの側が、他の一方を完全に拒絶した。天王星と冥王星が共通の立ち位置を見出すのはこのところ大変困難になっているが、とりわけ非常に重要な税制改正問題についてはなおさらの感がある。
冥王星は拒絶と関連し、天王星は斬新で大胆なアイデアに関係している。どうか幸運を!