3月18日付 メリマンコラム 《短期見通し》
惑星群は今週、寛大で慈悲深きサインである魚座から抜け出し、よりアグレッシブで強引、かつ大言壮語のサインである牡羊座に移行し始める。
誤解なきように記すが、もちろん牡羊座には愛すべき点、尊敬に値する点が山ほどある。牡羊座は毅然としている。行動的でもある。だが、魚座が携えているような他者への感情移入や理解を好まない。
これは重要なポイントとなるかもしれない。何故なら、バラク・オバマ大統領から下院上院の共和党議員達に向けて始められた “チャーム・オフェンシブ(微笑み攻勢)” の路線が、今後1カ月の間に唐突に — 再び — 変更されるかもしれないからだ。
3月22日(金曜日)、火星が天王星・冥王星スクエアのトランスレーションを開始する。火星はこの日(日本時間は23日)、まず天王星とコンジャンクション(0度)を形成。27日に冥王星とスクエア(90度)を形成する。太陽と金星もまた、3月28~31日に同様の動き(天王星・冥王星スクエアのトランスレーション)をする【註:日本時間では金星が29日に天王星とコンジャンクション、31日に冥王星とスクエア。太陽は29日に天王星とコンジャンクション、4月1日に冥王星とスクエアを形成する】。
言い換えれば、宇宙の天候は再び荒れ模様になるということだ。それと共に、いくつかの金融市場で突然の反転場面が訪れるかもしれない。
マンデーン・アストロロジーにおいて、これらは自然現象による危険、または人間が起こす危機の指標となる。また事故が起こりやすいシグナルでもある。従って、安全性という存在は、誰にとっても最大の関心事なるべきである。衝動的な行動あるいは言動に出る前に、よくよく考えた方が賢明だろう。
トレーダーたちには以下の事が言える。即ち、準備して置くようにと。短期的に利が乗る、普段とは違う機会がやって来そうだ。無論、逆を張れば、損失のリスクが増すという事も意味しているのだが。