今の時期、何かと変わりやすい。これを端境期という。こおいうときにチョコマカするものではない。
轟轟と時を過ぎしめ青き踏む 翔。
踏青とは、中国で春に行う散歩のこと。
先週までに桜は咲き誇っていたが、急に寒くなり、雨風にやられ、アッというまに、花見どころではなくなった。
相場も、キプロスだなんだと、色々変わりやすい天気である。
為替相場が、調整に入ってドルが高い。
国内商品は騰がらん。
されど円安の流れは明確。なにかと騒がしい欧州圏だが、時間が経てば解決されよう。
既に見えている悪材料は、悪材料ではない。
大底を打った相場は、悪材料が出ても、単なる押し目に留まる。
ドル円相場は、押しが入っても90円前後で止まろう。
国内商品は金、白金、ガソリンは同じ波形。
二月の高値から、三月の二番天井へと推移。
ドル円は、三月の高値が、二月のそれよりも高い。こおいうのを、逆行という。
高値で出現した逆行は天井というが、誰が決めたのか。中段の踊り場に過ぎぬこともある。
国内で、金、白金どちらかの市場が三月の安値を更新して、他方が更新しなければ、今度は強気の逆行となる。
あとは金、白金が5000円を超えてくると判り易くなる。
そこから、上げ相場が始まるというもの。
相場は運・鈍・根。 時が来るまでは、ジッと待つは“仁”だ。
運が向けば、何をやっても儲かる。それまでは、愚鈍に徹する。
踏青と洒落込むか。そんな脚力はないが。