全てがみな愚かな日。または四月馬鹿ともいう。
嘘をついていい日だが、それ相応の技術がいるもの。
手加減のなき子に打たれ万愚節 紫陽子。
四月に入った。
早いもので、もう一年の四分の一が過ぎた。
歳を取れば取るほど、月日の経つのが早く感じられる。
今年の桜は開花が早く、既に花びらも散り始め、一分葉桜。
夜桜見物の提灯が、間に合わなかったところもあったようだ。
さて、相場の時間はのたりのたりかな。
金、白金の開花は遅れている。その反面、米国株式は、“開きっぱなし”といえようか。
中国の仙人、寒山・拾得は、待つこと久しければ道は通じる、と教えている。
では、いつまで待てばよろしいか?
通じるまで待つ。
「待つ」という文字は、需要の「需」の字である。
雨なれば而して、やむのを待つだけのこと。
NY金を花に例えるなら、1,620㌦の抵抗を上抜けば三分咲き、1,700㌦を超えれば七分咲き。
満開までの道のりは遠いが、念ずれば花開く。
窮すれば通じ変ず。
NY原油が好調。ダウ平均が新高値を取って、さあこれから、というところ。
原油も、景気がよくなって買われてこよう。
東京ガソリンと、ゴムは、後から来ます。
格好の出遅れ銘柄となって、あとから見れば、今が買い時であったと判ろう。
夏には、円安で、何もかも値上がりしていくことになる。
ガソリン10万円、ゴム400円もあろうか。