ジェット黒田の円搭載機が、世界中を駆け巡る。
諭吉が天から降ってくる。
天は人の上に人を作らず。
円安でお金持ちは資産を国内から海外に移す。
証券会社からは、やれ外債を買え、新興国の株を買えで、円安はますます加速する。
円の価値が、どんどん下落していくのは必然。
何やら、お金持ちの皆さんが金現物を買い始めているご様子。5000円をつけたとき田中貴金属に行列ができたが、殆どが売却目的。
今は、ひっそりと金の現物を買うお客様が増え始めたとか。
円を売り、金を買うブームが起こったのが04年末頃であったか。
田中貴金属の10キロの千両箱が1500万で飛ぶように売れた。05年末に2000万で販売したらそれも売れた。「東京の買いでNY金が上がった」とニュースで流れていた記憶がある。
当時も円高が終了して、円安の流れが出始めた頃であった。
円が100円を超えてくれば「日本人の金買いでNY金も上昇」といったニュースが流れよう。
そのNY金は、1500㌦を割ることなくジリ高基調。このまま1620㌦を超えれば、流れが明らかになろう。
さて国内。国債先物に不穏な動きあり。暴落前夜のチャート。5日に年初来の高値と安値を同時につけた。崩壊寸前のチャートである。
お上が買い上げるといっても、相場自然の流れには逆らえぬ。参院選まで持たないだろう。
黒田ショックから債券ショックまで一つの道程。債券を売り、株や金を買う動きもまた一つの流れ。
人の欲で相場が動いている限り、同じことが繰り返されよう。