2013.04.24

4月22日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その3

 市場がその程度下落するというのはどんな出来事をきっかけにしても起こり得る。だが、銀行がこのような市場の買い資金に毎月何十億ドルも注ぎ込んでいるとなれば、金を含めた多くの金融市場は自然体とは程遠い。私達はそんな時代を生きているのだ。

 けれどもこういった奇妙な時代を経験していながらも、マンデーン及びファイナンシャル・アストロロジャーとしての私達は、こうした出来事が私達の人生において、最も長きにわたって続く最も強力なジオコスミック・サイン:天王星・冥王星スクエアの鋳型に確かにピタリと符合することを理解している。これは2012年6月24日〜2015年3月17日まで続き、都合7回のうち3回目の正確なスクエア形成が2013年5月20日にやって来る。ボストンで開催された有名なマラソンの終盤を襲った爆弾は、この時期と同期して起きやすい爆発的な危険性へのもう一つの注意喚起だった。これについては『フォーキャスト2013』に詳述している。

4月22日付 メリマンコラム 《短期見通し》 その1

 先週のコラムで述べたコメントを再び繰り返そう。何故ならそれは今もまだ関連性があるからだ“ただ、今週起きる最も大きなジオコスミックファクターは4月17日(日本時間18日)。太陽が26か月ぶりに火星とコンジャンクションを形成する所であろう。数年前、私はシカゴで開催されたアストロ・エコノミック・カンファレンスにおいて、研究発表を行った。その中で私は、これら2惑星が互いに10度以内の距離で運行する時、米国株式で10%、あるいはそれ以上の値幅を伴う反転が起きた事、その確率は、他のどんな天体位相と比べても高かったという事を例証した。我々はこの位相が近付くにつれ、明らかに10%以上の反騰場面に出くわしている。従ってこの見立てでは、いつかまもなく(米国株式が)天井をつけ、その後10%あるいはそれ以上の下落が始まるという事を意味している。この天体位相のオーブ(許容範囲)は5月末までであるのだが、もちろんこの時間帯が終了するより前に相場が下げ始める事は充分ありうる。コンジャンクション(ここでは日本時間18日)が迫るにつれ、相場が反転し始める可能性は日を増して高くなる”。