空には鯉幟(日刊版4月24日付)

あちこちで、鯉幟がのぼり始める。気が付けば、来週から黄金週間。

ちょいと休めということか。

国内は大型連休を控えている。

気持ちは相場から離れたいところ。  

玉をもったまま、連休中に海外市場で大きく動こうものなら、休み気分どころではない。

為替市場も、NY金市場も、日本が休みのときに良く動くもの。

為替は、二十四時間取引できるが、国内商品市場は、取引が出来ない。

こういうときは何もせず、休んでおいた方が良い。

とはいえ、この連休、玉を持っていないと手が震える相場麻薬患者には地獄の1週間。

何もしないと呆けてしまい、感覚が鈍るという投資家もいる。そおいう御仁は為替でもやっておけば良いのだが。

さて、NY金相場は戻りのいいところまできた。連休前に一勝負するなら、儲かろうが、損しようが、金曜日までに手仕舞い、と割り切って売りを狙うところ。

三月急落前の戻り高値から、四月十六日安値までの38%戻し。この戻り高値からの急落波動はエリオット波動。

一波が四月四日、九日に二波で戻し、三波で急落。いま四波で戻して、最後に、もう一度下がればこれで五波動が完成。

NYは1200㌦台があれば美しい。なくとも1300㌦台は試し買いしても良いところ。

東京金は、為替が100円に乗せられず、戻りを天井打ちとみる。 

四月十一日の二番天井から、十六日の安値までの半値戻しを達成。ここは売り参入して連休前に手仕舞。

さて、儲かるかどうかは微妙だが、一戦、交えてみたいところ。