4月29日付 メリマンコラム 《短期見通し》
4月28日(日曜)、太陽は土星とオポジション(180度)を形成。更に5月1日、火星は土星とオポジションとなる。更に太陽は5月1日(日本時間では2日)、火星は5月5日(日本時間では6日)に冥王星と調和的なトラインを形成する。太陽、火星それぞれの、土星とのオポジションに、11営業日のオーブ(許容範囲)が含まれると、株式のプライマリーサイクル(PC)との比較的高い相関関係がみられる。太陽・土星オポジションの場合、その相関精度は73%。火星・土星のケースとなると精度はさらに高くなり82%となる。ここで株式のPCがボトムをつけると、私は思っていない。従って、この期間中、相場はPCの天井―またはダブルトップ―をつける可能性があると見ている。また、季節的にみると、世界の株式市場が過去3年の間、4月または5月に重要な高値をつけているということにも注目する必要がある。中央銀行はこれを意識しているに違いない。だからこそ、彼ら中銀は、今年もこのパターンが繰り返されるのを防ぐために、何らかの手段を講じているかもしれない。
それゆえに、これは、自然な状況下でまもなく長期の下落が起きる可能性を示唆する(もしまだ起きていないのなら)宇宙の力と、何とかショーの幕を下ろすまじとする中央銀行の力と行動とがぶつかり合う闘いになるだろう。