5月13日付 メリマンコラム 《回顧と展望》
多くの金融市場において、先週は一週間を通して色々とあった。
まず、NYダウとS&P500は両市場とも史上新高値を更新。大引けでダウは15000㌦、S&Pは1600㌦を超えていた。
ただ、史上新高値更新は米国市場だけでの話ではない。DAX(独)、メルバル(アルゼンチン)が共に先週史上新高値を更新。またFTSE(英)、AEX(蘭)、SMI(スイス)などでも数年ぶりの高値更新を記録している。
歴史的ともいえるこの低金利の中での通貨戦争は結果的に世界に株式市場にインフレをもたらしている。
そしてあなたはこう思うのではないか。貴金属相場も強気になって行くのではないか、と。実際、ある程度の動きが先週あった。
金曜日(10日)、金と銀は寄付きから大きく売られたものの、引けにかけての戻りは強かった。ただ4月の大下げ後、相場はまだまだ失われた値位置から大きく戻らなければならない。金銀相場にそれは可能だろうか。答えはYES。何故なら4.25年サイクルと4.34年サイクルボトムは、それぞれ今この時間帯、理想としては2013年前半までにつけているだろうからだ。
【詳しくはMMAもしくはフォーキャスト2013を参照の事】