5月13日付 メリマンコラム 《短期見通し》その1
今週を語る上で(アストロロジー的に)2つのポイントがある。
1つ目は天王星・冥王星のワクシングスクエア(90度)。昨年から2015年まで都合7回シリーズで起こるこの天体位相は、今回5月20日(日本時間21日)にその3回目を迎える。
過去2回の同スクエア形成時(12年6月24日と同年9月19日)は非常に印象的。世界の主要株式相場では12年6月4日に30カ月サイクルのボトムをつけたが、これは第1回目のスクエアが形成されるちょうど3週間前につけている。12年6月25日の週【註12年6月24日は日曜日だった】に、相場は安値を試しにかかり(そして維持され)、その後相場は強力な反騰に見舞われる。その反騰は…9月19日±2日間まで続く事となった。ダウは12年10月5日に2番天井―同日に金も大天井―をつけているが、粗方の反騰局面はこの9月19日前後の時間帯で終わっていたといっても過言ではない。そしてその後の相場心理は例の「財政の崖」の問題が引き継いだ格好となった。従って5月20日前後3週間に金融市場に強力な何かが起こるのではないかと予想される。そしてその日が刻一刻と迫っているのかもしれない。