ドル円はゴム鞠の如し(日刊版06月11日付)

ドル円を今買って、じっと持っているのが良い。円高修正が終われば、国内商品も上げてくるだろう。

ドル円がドスーンと下落。ただ、戻りも早い。

V字切り返し99円台に乗せれば、あっという間に100円台。年末は110円台に乗せていよう。

NY金は罫線が悪い。NYが4月安値を割れても、国内は円安で4月安値を割らぬと見る。
ただし、妙味はない。

今の金は、7月までは見ておくのが良いかもしれない。

NYダウは良い押し目をつくった後急騰。

また、高値を取ってくるだろう。

東京白金、4750円以下を下影で抜いて、週明け4725円を超えておれば問題なし。

レンジ上限5000円に戻ろうが、さてそこから、さらに上に行くかどうかはNYダウ次第。

7月には、ハッキリと景気回復を囃して皆がお祭り騒ぎになろう。

景気は人の気、人気であり、人気は生生流転。

まだまだ庶民の財布の紐は堅いと言うが、物の値段がこれからドンドン上がる。

今まで、待てば、物の値段がどんどん安くなった。

これからは、今のうちに買っておかなければ、後々高くなるという考えになる。

デフレ終わってインフレ時代。こういうときは物が上がるような自然のリズムが出てくる。

旱魃や早霜、洪水で農作物が被害を受けたり、中東で戦争が起こったり―といった材料が、後からついてくるものだ。

時代はインフレを迎え、今は庶民の考えもガラッと変わる転換点。

あと、2~3年もすれば「あの頃の物の値段は安かったなぁ」と、今時分を懐かしく思うようになるだろう。