9月2日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その1
今週9月2日(月曜日)はレイバーデイの祝日ため、米国市場は休場となる。
先週、米国(及び他の国々)がシリアに軍事介入するのではとの懸念が拡がる。これを受けて、世界の株式市場には下押し圧力がかかった。皮肉なことに(あるいは警戒すべきことか?)この展開はアサド大統領が化学兵器を使ったという申し立てを基盤とするもので、これは10年前にイラクのサダム・フセインに対して申し立てられた疑いと全く同種の主張だ。
あらためて言えば、シリアに首を突っ込む本当の理由が10年前にイラクに関与した時の真の理由と同じだということは誰でも知っている。要はオイルだ。
でなければ何故ロシアが関与するのか? 何故米国が手を出すのか? そうだ、人権問題は当然その理由となる。これは魚座の海王星が持つ二つの側面を表す。魚座と海王星は両方とも原油を支配し、そして苦しむ人々への同情をも支配している。