11月04日付 メリマンコラム 《短期見通し》その1
幾つかの天体サインか連なる新しい時間帯が11月6日(水曜日)から始まろうとしている。この日、太陽・土星コンジャンクション、木星逆行(日本時間では7日)が発生。まさにその前日には、金星が拡大(expansive)と誇張(exaggerative)のサインである射手座を離れ、縮小(contracting)と厳しい説明責任のサインである山羊座にサインチェンジする。11月6~15日の間に、7つの重要なジオクスミックサインが形成され、少なくとも、そのうち3つは木星と海王星絡みの天体位相。両惑星とも原油の支配星だ。
更にこの時間帯の終盤もまた重要。何故なら15日には、山羊座の金星が冥王星とコンジャンクション(0度)を形成すると共に、天王星とスクエアを形成する(註:順番としては日本時間15日10時頃に金星・天王星スクエア、翌16日6時頃に金星・冥王星コンジャンクション)。ご記憶かも知れないが、2008年1月22~26日の金融危機は、金星と冥王星が共に山羊座入りし、コンジャンクションを形成した時間帯(註:08年1月24日)から始まっているのだ。
そして今回の時間帯は、報復の時(payback time)だけではない。それはまた、その後に出てくる(08年時と)よく似た金融懸念、即ち銀行破たんの危機が再来をも示唆しているのだ。