11月11日付 メリマンコラム 《短期見通し》
先週「幾つかの天体サインか連なる新しい時間帯が11月6日(水曜日)から始まろうとしている」と述べたが、まさしくこの日にbang!と音を立てて(天体サインが)始まった感がある。
ユーロは大きく下落し、金や銀もこの動きに連なった。一方NYダウは新高値を更新後、その日のうちに200ポイント売り込まれる。ただその下落分も、金曜日(11月8日)には取り戻している。先週次の通り述べた「この日、太陽・土星コンジャンクション、木星逆行(日本時間では7日)が発生。まさにその前日には、金星が拡大(expansive)と誇張(exaggerative)のサインである射手座を離れ、縮小(contracting)と厳しい説明責任のサインである山羊座にサインチェンジする。11月6~15日の間に、7つの重要なジオクスミックサインが形成され、少なくとも、そのうち3つは木星と海王星絡みの天体位相。両惑星とも原油の支配星だ。・・・更にこの時間帯の終盤もまた重要。何故なら15日には、山羊座の金星が冥王星とコンジャンクション(0度)を形成すると共に、天王星とスクエアを形成する(註:順番としては日本時間15日10時頃に金星・天王星スクエア、翌16日6時頃に金星・冥王星コンジャンクション)」。
反転の時間帯が効力を発しているので、今週、多くの金融アストロロジー要因に注目が集まろう。
最初は11月10日(日本時間10日)の水星逆行の終了。このこと自体は(相場にとっては)ポジティブ要因となる。尤も、通常テクニカル指標がこの逆行の影響にとらわれず通常営業に戻るにはもう一週間は必要になるが・・・。
とはいえ、海王星も11月13日(日本時間14日)に逆行を終了する。したがって、ここから水星(情報)と海王星(うそと誤導)の期間が続いていくという事になる.自分が聞いた事を信じるにあたっては,注意深くあらねばならない。そして人々が開示する(そしてあなたが正しい決断を下すために知る必要のある事は開示しない)情報の裏に隠された動機を疑問に思わねばならない。
今週は、噂で買って事実で売る(Buy the rumor, sell the fact)の典型的な週になるか、その真逆になるかだ。さらにその上11月14~15日(日本時間15~16日)には、山羊座の金星が冥王星とコンジャンクション(0度)を形成、天王星とはスクエア(90度)を形成することによってハイライトされる。
これは世界の中央銀行からの、もっと驚くような発表と同期するかもしれない。それが意味するものは、次に起きるもっと驚くような金融市場の反応だ。今は無頓着でいられるような時ではない。そうすれば高く付くだろう。だがもし状況をわかった上で敏速に動けば、大きな利益を上げられる時だ。