【お知らせ】来週のコラムはホリデーシーズンのためお休みとなります。
12月23日付 メリマンコラム ≪回顧と展望≫
世界の株式市場は前週終盤から先週初めにかけて苦闘していた。そしてその後、FRBが殆ど全ての人々が望んでいたことを発表した。すなわち、彼らは “テーパリング” を開始し、毎月の債券買取額を月毎850億ドルから750億ドルへと「段階的」に縮小するということだ。大規模ではないが、始まったのだ。株価は高々と急騰し ー 米国では史上新高値をつけ―そして貴金属は急落した。ドルは舞い上がり他の通貨は下落した。
FRBの発表を歓迎した動きは、木星がその好ましく調和的な土星へのトラインを完了した前週(12月12日)に起きた、二大政党による大変ささやかな予算合意に次いでの出来事であり、前者もこのホリデイシーズンに向けて非常に歓迎される進展だった。ファイナンシャル・アストロロジャーの一人としては、こういった良いニュースが表出して、射手座という黄道上の “サンタクロース” ともいうべき星座宮の象意にこうもピタリと適合するのを見られたのはこの上ない喜びだ。しかしながら、今週私達は山羊座へと移行する。そこはもっと酔いが醒めた時間帯であり、人々は一般的に、使いようのない贈り物を返却したり、実際に利益を得られるような未来のプランを練ろうとする。