2014.01.20

1月20日付 メリマンコラム 《回顧と展望》

チューリッヒからこんにちわ。
現在、私はここで2014年の展望とMMAマーケットタイミングメソッドのワークショップを開くことになっている。欧州の当レポート読者の皆さんとお会いできるのを楽しみにしている。そのため、今回のコラムは簡略版でお送りしたい。

なお、今週月曜(1月20日)はマーチン・ルーサー・キングデイの祝日で米国金融市場は休場となる。

我々が追いかけている世界の株式市場の大半が先週14日(火曜日)に向けて下落したが、その後相場は週末にかけて大きく反騰している。

SMI(スイス)、AEX(蘭)、そしてナスダック(米国)などは年初来もしくは数年ぶりの高値を更新している。DAX(独)に至っては9,700を上回り、史上新高値を更新した。前週昨年12月の米雇用統計の結果が悪かったにもかかわらずだ。

ただ、雇用統計の弱さは金や銀、そして他の商品市場を下支えとなった。年初のレポートでも示唆した通り、金は1ヵ月ぶりに1,250の壁をよじ登って戻ってきた。(金の基調は)良いと見える。