2月17日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その3
その一方で、イエレンFRB新議長による先週の(議会証言での)発言は株式及び貴金属両市場で活動する投資家達を鼓舞。両市場は共に急騰した。その中でも恐らく先週、最も印象的な相場つきになったのは銀相場であった。金曜(14日)のNY銀市場期近3月限は1オンス当たり、前日比1ドル強(102.6㌣)の上昇を見せた。この上昇により、サイクル的に、現行相場が新しい、強気の長期サイクルに入っている事が確認された。
このサイクル位相に関してはこれまでの「フォーキャスト」で記述してきただけでなく、現行相場の事象に関しては年明けのMMA週間レポート、ならびにMMAサイクルズレポートの中でもお伝えしてきた。来週、最新のMMAサイクルズレポートを発行する。詳細はこの最新MMAサイクルズレポートの中でも記述していきたい。
そこでの記述は全て(実際の相場取引にかかる)タイミングについての記述である。そして「何故、ファイナンシャル・アストロロジーが(マーケットタイミングツールとして)価値ある代物なのか」という事を示すものでもある。