4月14日付 メリマンコラム 《短期見通し》 その2
このカーディナル・グランドスクエアがいかに稀有な現象かをご理解戴くには、この位相が前回何処で発生したのかを知っておくと良い。前回は1931年8月31日なのだ(これに関してはダニエル・ゴードン氏に感謝したい)。なおその一方で“ブラッド・ムーン”は今世紀中に8回も起きるのだ。
4月17日、金星は木星とトライン(120度)を形成する(日本時間では18日午前10時ごろ)。この前後1日の時間帯に束の間の調和、即ち社会的にも金融的にも一儲けできるチャンスをもたらし、真のカーディナル・グランドスクエアが頂点に達する4月20~23日を前にした、ちょっとした小休止となるだろう。そのため4月16~17日には、首尾よく仕上げる必要のある仕事を、出来るだけ沢山こなしておく事である。
この金星・木星トラインの時間帯は、スピリチュアルな傾向を持ち、愛や豊かさのための瞑想や祈り/ヴィジュアライズを好む人々の間で “豊かさの法則の日” として知られている。確かに、私が普段99%そうであるように、非常に実務的で実証的な精神を持つ人にとって、これは怪しげに聞こえるだろう。だがそう言うなら、事前に企まれたとも見えないまま行方不明となったマレーシア航空機の一件や、2012年の選挙シーズン中に “IRSにはほんのわずかな腐敗” さえも無いというのに起きた、保守系団体の非営利認可申請の拒否や弾圧だって似たようなものだ。何故私がこうした思いをここでシェアするかについては、 “黙秘権” を申し立てよう。少なくとも私はシェアしたのだから。
*《長期見通し》は今週お休み。来週再開する予定。明日は《回顧と展望》をお送りします。