5月26日付 メリマンコラム 《短期見通し》
*原文を読むと、内容が殆ど同じなので、今回は「MMA日経週報」の「ジオコスミックス」から、類似箇所を掲載します。ただし重要変化日の部分は掲載しません。
特別掲載:MMA日経週報5月26日号より“ジオコスミックス”
先週の安値13,964をつけた水曜日(21日)は、★★★重要変化日(5月20日)の翌日でもあった。これは、この安値が実質的に、異常ではあるがPCがボトムをつけたという可能性を完全に排除できない理由でもある。たとえ、通常のPCの位相から外れていたとしても、時間的な側面における先行指標(ジオコスミックとサイクル)では、反転するタイミングはズバリあっている。
以前から次の通り記述している。即ち“これから重要なジオコスミックサインが集中する次の時間帯は5月10~31日。従って、相場はこの時間帯に向けて下降トレンドを形成し、そこで反転するのではないかと見る。…その中心ポイントは5月20~21日±3営業日。この中心ポイントと5月20日の火星逆行の終了(順行)が重なる。また上記の期間中、5月11~18日(日本時間では11~19日)にかけて、運行中の金星が上記カーディナルグランドクロスを構成する4惑星全てとハードアスペクトを形成する。この天体位相は日経平均株価の歴史上、非常に重要な反転ポイントとなる可能性がある。その中心ポイントは5月14~15日…それぞれの重要変化日に前後3営業日のオーブ(許容範囲)があるとして、上記2つのジオコスミック上の日柄(5月14~15日±3営業日ならびに5月21日±3営業日)は5月15~20日でオーバーラップする。サイクル論の観点からは、仮に現行PCがボトムを示現させるのだとすれば後者の時間帯でつけるのがベストなのではないだろうか”。
実際、それが起こった。5月13日(5月14~15日の変化日)にトレーディンサイクル(2~3週サイクル)の天井を付けた後、相場は5月21日の安値に向けて急落し、その後反転した。
現時点で、木星が24日(日本時間25日)、昨年から都合3回シリーズで発生する土星とのトライン(120度)の最終回を迎える。ヴェーダ占星術(インド発祥の占星術)で相場を見る人たちは、世界中の多くの株価指数が強気相場になっているアストロロジー面での根拠をここにおいている。何故ならこの占星術でのホロスコープで土星は天秤座にあって(註:西洋占星学で用いるホロスコープでは現在土星は蠍座に位置している)、アストロロジー的には高尚状態(exalted)であるからだ。
もしその通りであれば、数年にわたって続いた偉大なる強気相場の終焉がここより始まるかも知れない。
5月28日(日本時間29日)、太陽は海王星とワクシングスクエア(90度)を形成する。これは、米国株式のPC(プライマリーサイクル:13~19週)以上のサイクルとの相関性が前後11営業日のオーブ(許容範囲)を取れば83%の確率で合致する。
5月21日の安値は日柄的にはこのオーブ内にあるので、ここがPCボトムになるか、またはこの時間帯内の後半でPCボトムが出現するかもしれない。