7月14日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その2
相場が長期サイクルの底、または天井をつける時― またはつけようかという時―MMAではスペシャルレポート発行している。金に関しては2014年1月1日に発行。その後MMAゴールドレポートを6日に発行している。
底では金と銀との異市場間強気ダイバージェンス、また重要変化日について指摘した。
先週、金は1346.80まで舞い上がったが、これは昨年12月31日の安値からは14%の上昇だ。にもかかわらず、主流派の市場アナリスト達は今になってやっと金に対して強気に転じようとしている。
また5月のMMAサイクルズレポート(日本版ではMMAゴールドレポートににも転載)では銀のスペシャルレポートを発行。その中で私は以下のように述べた。
“今週(5月第3週)は昨年12月31日の安値を起点とした旧PC(13~21週サイクル)の19週目か、5月1日の安値からスタートした新PCの2週目のどちらかである。前者の場合、6月限銀は間もなく、おそらく今後2週間以内に18.68以下へ下落するだろう。下値目標値は18.83±0.40(すでに5月1日に達成)か18.22±0.43が算出される。もしその下落が発生すれば、特に5月20日±3営業日の重要変化日にかけてそれが起これば、まさに旧PCがボトムを付ける局面であると期待できる”。
正確な日付けに関して、私達には少々ズレがあった(きっと私はヌケていたに違いない)。安値は1861で、5月20日から7取引日で示現、これはまさに両方の価格目標がオーバーラップする範囲内だった。先週、銀は2163まで騰がり、あれから2カ月も経たない内に16.2%の上昇率に達している。
《お知らせ》本日、メリマン氏より金に関しての《スペシャルレポート》がアップされました。本日中に翻訳を完了させ、UPいたします。