7月21日付 メリマンコラム ≪ 短期見通し≫ その2
またその翌日7月22日(日本時間23日)には、太陽が情緒的で愛国的なサインである蟹座を離れ、自信満々で時に傲慢ではあるがクリエィティブな星座宮、獅子座に入居する。“自分は誰もが気に入るようなプランを持っている”(あるいは誰もが気に入ったフリをしているのかもしれないが)、獅子座は大々的なファンファーレと共にそう豪語する。太陽はそれから2日の間に、より大胆で自信家の(そして時にはさらに傲慢な)木星とのコンジャンクション(日本時間7月25日)に向けて進んでいく。
さぁ、これは通常なら世界のリーダー達が素晴らしい声明を出すには非常に良い時期だ。何故なら、獅子座で起きる太陽・木星のコンジャンクションはサンタクロースの訪れのようなものだからだ。今回もまたそうなるかもしれない。だが、これは土星・天王星の滞留(7月20日~21日)から方向転換のさなかに起き、しかもその後金星による天王星・冥王星スクエアのトランスレーションが始まり、またもう一つのカーディナル・T字スクエアを形成していく(日本時間7月28日〜8月1日)。しかもこれら全ては、火星が蠍座の旅(日本時間7月26日〜9月14日)を開始して土星との合体に向かう途上のことだ。
となれば、これはあなたに… いったい、いつになったら私はベッドから転がり落ちるのをやめて、NSAと政府が自分をスパイしているのではないか?とか、議会がインターネットの使用に対する税金の取り立てを認めるなんてことが 11月1日から始まるのではないか?などと夜通し気を揉むことなく、安心して眠れるようになるだろう…と疑問を抱かせるだろう。
(2014年7月18日付 ウォールストリートジャーナル紙 “Taxman, Won’t You Please Spare the Internet?/「税務署さん、どうかインターネットに手を出さないで」” by Thune and Ajit Pal 参照)