8月4日付 メリマンコラム 《長期見通し》 その1
“もし議会がもう少し協力的であれば、我々はもっと多くの事をなし得たのだ。年中怒り続けるのはやめるべきだ。年中憎み続けるのはやめるべきだ。もういい加減にしようではないか… 私が大統領である事実を彼らが嫌っているのは知っているし、そんな事は別に構わない。”
―バラク・オバマ, 7月30日 ミズーリ州カンザス・シティに於けるスピーチより(www.thecuutingedgenews.com)
“中央情報局(CIA)の係官らは、CIAの尋問プログラムを調査している上院委員会が使用するコンピューターに不正アクセスし、こっそり探っていた。これは2つの政府機関の間に続く苦々しい対立の中で、重要な発見となった。”
―シオバーン・ゴーマン, ウォールストリートジャーナル紙「CIA、係官による上院コンピューターのスパイ行為を認める」2014年8月1日付 より
“米国市民に対して行われたこれほど広範囲にわたるスパイ行為は、米国憲法による「理由無き操作押収」の禁止を著しく侵害するものとみなされ得る。結局政府は、どんな犯罪への関与も疑われず法を順守する市民をスパイしているのであり… その目的の1つは人々のお金を奪うために市民を監視する事だ。言うまでもなく、もしあなたが誰かから盗もうとしているなら、彼が何を持っていて、それをどこに保管しているかを知るというのは好都合だ。また2つ目として、政府のスパイ行為を通して集められた情報は社会的な従順さを実現するために使われる怖れがある。つまり、非協力的で反体制的な市民を識別し、その後彼らの納税申告書を審査するか、犯罪者として告発するために使われる可能性があるのだ。”
― ディネシュ・ドゥスーザ, 「America: Imagine a World Without Her」より 2014年 Regnery Publishing, ワシントンDC