8月11日付 メリマンコラム 《短期見通し》 その3
もし私が大統領にアドバイスするなら(していないが)、この期間は口にする事に万全の注意を払うべき重要な時期で、特に、あなたが約束したと他の人々が思っている物事をうやむやに引き戻そうとするなら、なお一層用心すべきだと言うだろう。と同時に、誰か他の人が約束を果たすだろうと期待を寄せることも薦めない。そして何よりも、本人の承諾無しか、または自分や彼についてのあなたの主張を裏付けるような信頼に足る事実も無しに、他の誰かにまつわる “情報漏洩” を企てるようなことは、私なら絶対に避けると伝えたい。この時期(±1週間)は非常に危険だ。あなた自身の評判と信頼性が ― またもや ― 潜在的な危機に曝され、しかもあなたはすでにこれ以上のスキャンダルに対し持ちこたえることは出来ない。だがこの惑星シグナルの下では、もし注意を怠るなら、新たなスキャンダルの可能性が暗示されているのだ。
金融市場に関して言えば、上記と同じテーマ(希望の後に幻滅がやって来ること、裏切りの可能性)に沿って反応していくことになるだろう。8月18日の金星・木星コンジャンクションに向かってマイナーサイクルが形成され、より大きなサイクルが8月25日〜29日の火星・土星コンジャンクション、それに対する金星のスクエア、その後の太陽・海王星のオポジションに向かって形成されていく。最初は平和と合意に、2番目は衝突と戦争に、より軸足が置かれる。関わりのある全員によって尊重される信頼という基盤を欠いていれば、そうなるだろう。
なお、≪長期見通し≫は今月は休載とする。MMTAアカデミーコース終了後の9月から再開する予定でいる。