2014.08.21

8月18日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その1

ちょっと笑える展開ではないか? 先週、私達は近付きつつある獅子座の金星・木星コンジャンクションを、高まっていく “愛の至福” だと話したわけだが、これがダイレクトに獅子座生まれのバラク・オバマに影響を及ぼしている。ヒラリー・クリントンはイスラム武装勢力の台頭に関し、これは大統領が抱えるもう一つの “指導力の問題” だと手厳しく批判したばかりだ。ところがこの週末、金星・木星コンジャンクションが近付くにつれて彼女は論調を変え、マーサズ・ヴィニヤード(米北東部の避暑地)でオバマと会って(何事も無かったように)ハグするつもりだと言った。まさに愛すべき金星・木星コンジャンクションの示現だ。

このエネルギーは18日〜19日にピークを迎える。となれば、今のうちに出来るだけ多くの愛とハグをかき集めておこう。何故なら、惑星エネルギーは8月25日に蠍座で起きる火星・土星のコンジャンクションへと素早く切り替わり始めるからだ。そしてそれは、愛の集い以外なら何でもあり得る世界だ。ハグはまたたく間に殴り合いに変わるかもしれない。

実際、8月末には 2つの主要なアスペクトが控えている。すなわち、8月25日に起きる火星・土星コンジャンクション(日本時間26日)、そして8月29日の太陽・海王星オポジションだ。これらは2つとも強力なレベル1のジオコスミック・サインであり、米国株式市場の(そしておそらくは世界中の株式指数と金や銀のような他の金融市場についても)重要なリバーサルと関連している。