2014.10.06

*今週も《短期見通し》のみの掲載とさせていただきます。

10月06日付 メリマンコラム  《短期見通し》 その1

“ウィン氏は米国と比較して中国のビジネス風土を称賛しながらこう言う。「米国で我々が得る何の価値も無いガラクタと比べれば、中国の規制上の重みなど極くわずかだ」と”。

CNBC(www.cnbc.com), 2014年10月1日 ジェーン・ウェルスによるスティーブ・ウィンのインタビュー「スティーブ・ウィン:私は中国より米国の方が怖ろしい」より

スティーブ・ウィン・・・ウィン・リゾート社創業者・火山の噴火ショーで有名な「ミラージュ」、噴水ショーや映画の舞台としても有名な「ベラージオ」など現在のラスベガスを代表するホテルのプランナーとして、中国のマカオやラスベガスのカジノ・リゾート経営者として有名な米国ホテル王。

今週の焦点は10月8日の月食(太陽・月が180度)だ。今回の月食は普通の月食ではない。この時、天王星は月と0度の関係(という事は太陽と180度の関係)になっており、これは事実上、金融市場がボラタイルであり続けることを保証すると言ってもいいくらいだ。この月食はまた、太陽・月が山羊座の冥王星とT字スクエアになっており、ここで再び3つのD(debt:債務、deficits:赤字、downgrade:信用格下げ)、それに加えて税金と規制との関連問題が強調される。