1月12日付 メリマンコラム 《回顧と展望》 その1
まるで時計仕掛けのようだ。そう、その両針が指し示した方向は、あたかも時計仕掛けのように殆ど正確だった。私は言っているのはジオコズミック・サインとそれが相関する金融市場のリバーサルのことだ。また同時に、ジオコズミック・サインとそれが相関する人間活動、そして社会事象についても言っている。多くの場合、後者が前者へと導くーまたは合致する。
先週は、太陽が冥王星にコンジャンクション(0度)を形成し、同時に天王星にスクエアを形成、またそれと同時に火星が木星にオポジションを形成した余波の内に始まった。このコンビネーションは金融市場におけるジオコズミックな重要変化日の条件を満たすばかりか、先週のコラムで述べたように、“過去、我々は大規模な値動きの変動と関連する存在として、火星・木星・天王星間でのハードアスペクト(必ずしも全てが相互にハードアスペクトの関係である必要はない)が含まれる時間帯が視野に置かれているとした”。
全てのジオコズミック・サインがそうであるように、この相関性は100%ではない(およそ80〜90%近い)。とはいえ、宇宙仕様の時計仕掛けは時針と分針の二次元時計ではない。それは例えて言うなら、太陽を中心とした公転軌道を巡る9つの惑星が持つ異なる速さと地球を回る月、そして自身の地軸を中心に回転する地球の自転速度24時間をそれぞれに示す11針を持つ時計のようなものだ。
1週間前に起きた火星、木星、天王星による前述のようなアスペクトの原理が示唆するように、今年は突然の爆発音と共に始まった。これらの惑星は人間活動とその意識の原型を象徴することから、人間活動のある領域に起きたその“爆発”が、金融市場において直接的な反応を呼び起こすかどうかについて、私達は知る由もない。しかしながら、5巻からなる私達の本『The Ultimate Book on Stock Market Timing』で提示し、そしてメリマン・マーケットタイミング・アカデミー(MMTA)オンライン講習の基盤をなす研究が示すように、通常はそれが起きるのだ。