*今週は先に《短期見通し》からはじめます。
*プレジデンツデーで16日の米国市場は休場です。
*来週のコラムはメリマン氏がセミナーを開催するとの事でお休みになります。
2月16日付 メリマンコラム 《短期見通し》
水星は2月11日(日本時間11日23時58分)をもって逆行運動を終了した。(金融市場に関して)大きな意味を持つジオコスミック・サインが連なる次の時間帯は2月22日~3月16日である。更に今週、注目すべきは2月19日~20日。この時、金星及び火星が共に牡羊座にサインチェンジする(このサインチェンジは火星が日本時間20日9時ごろ、金星が21日5時ごろ)。更にその後両惑星は22日(日本時間14時ごろ)にコンジャンクション(0度)を形成する。牡羊座を支配する惑星は火星である。それゆえに自己主張が強い人、さらには攻撃的な人までもがエネルギー充填という恩恵に浴するかもしれない。これは新たな戦闘、新たな軍事行動を示唆する可能性がある。
しかし、金星は牡羊座ではあまり居心地が良くない。何故なら金星は平和、愛、そして合意を好むからだ。火星と牡羊座はむしろ闘争の方を選び、自らの剛胆さや勇気を表現する機会を好む。これらが共に働く時は、平和への合意については幸先良いとは言えないのだが、軍事的に優位に立つ者にとっては都合が良い。このエネルギーは感覚としてこう言っているようなものだ。“私は私自身が望んだように行動するという合意に我々が達することを望む”。もしそうならなければ、今週末に巨大な宇宙フォースが生成される時間帯に突入すると共に、こうした態度はより攻撃的かつ戦闘的になるかもしれない。
その一方で、このアスペクトは情熱と、“デコンプレッション” すなわち “圧力の減少” や “復元” といった類いの経験については良い感じに働く。さしずめドミニク・ストロスカーンならこちらを選ぶだろう。考えてみれば、誰が圧力からの解放を嫌うだろう? 金星と火星の下で、私達は更に多くの “デコンプレッション” 的現象を目撃するだろうと私は考えている。