4月27日付 メリマンコラム 《短期見通し》 その2
現状、世界を見回すと、金融システムは自立再建の道を歩んでいるかのように見える。更に安定化の道を歩いているように見える。2008年の破壊の衝撃波以降、我々は長い道のりを歩いてきている。しかし、土星・天王星ペアが導き出す桁外れのイベントが起こる土壌となる無関心と慢心の環境は確実に醸し出されている。それは地震、津波や他の自然現象、または大いなる水の星(地球)が育む大自然の微妙なバランスを脅かしかねない事態(例えば原油流出)が発生する可能性を示唆している。更に金融面では大銀行、大企業、あるいは政府に突然降りかかる財政上の喪失をも示唆している。その一方で大規模なサイバー攻撃、もしくは重要なコンピュータデータの消失(あるいは失われていたと思われていたデータが損傷状態で戻ってくる状況)が起こる危険性も否定できない。