とどのつまり

喜怒哀楽の波の背の背にもてあそばれながら、気が付いたら、しんどい思いして、借金だけが残った。

寺や神社に行くと『お百度石』が置かれているところがある。

大阪は石切さんが有名だ。

昔から身内の病気治癒をはじめ、切実な願いを神様や仏様に聞き入れてもらうために、この石から本殿まで百回お参りする「お百度参り」が行われてきた。

はじめは面倒と思っても、次第に願いだけが頭に残る。

選挙戦で、朝から駅前は街頭演説で騒がしい。

昼間も選挙カーが西へ東へ奔走している。

どの人も明日の日本を思って、道行く人に訴えかける。その熱意は国民にはどこまで届くのだろうか。

景気は良いに越したことはない。だが、その道のりは誰が見ても厳しい。

過度な期待は持たないほうが良いだろう。

金は戻り天井を付けた後、暴落線出現。下げに拍車をかけよう。去年末と同じ。1,600㌦台では止まらない。

東京金も4,400円割れが早い。戻った処を売っておけば、よきクリスマスプレゼントに。

原油相場も80㌦を割る足取り。東京ガソリンは十二月天井、買い疲れ感がある。

今年一月6,400円から始まった相場。年末そのあたりを目指して終わろう。

結局一年を通して、上へ下へと大騒ぎしたものの、終わってみれば何も変わらず、元の木阿弥。去年も同様だった。

日々動くのが相場だが、一年を振り返れば、何も変わっていない。

動いたのは投資家の心理と自分のお金。