あんまり寒いので、冬眠しようと思ったら何か書けという。何もかも、億劫である。
明けくれの身をいたはれる懐炉かな 虚子。
貼る懐炉を靴下の上から、両足の裏に貼る。
男やもめで、家の中には何も食べるものはない。
八十歳を過ぎた老人を、あまりこき使わないで欲しい。
ものを食べないより、寒さがこたえる。
ヘルパーさんに何か頼めばよいのに。
鼻水が滴り落ちる。風邪の薬をヘルパーさんに頼んだ。
住んでいる市の方から、お昼を出すから来てくれという。寒いから行かない。
空腹のほうがよろしい。
一番こたえるのはタバコである。吸殻を灰皿の中から、モク拾いする。
大晦日からテレビをつけていない。だから穏やかだ。知らぬが仏とはよく言ったもの。
部屋の中にガスストーブをつけて、黙然としている一日である。
さて相場の方は、新年早々の円安で国内相場は行き過ぎた。
円安/株高も調整しよう。
ゴムも東京金も、円安で上げていたが、この反動で三分の一押しは見ておく必要がある。
日経平均は、脳天五寸釘。アッという下げが来よう。
大発会であけた大きなマドを埋める、いわゆるギャップ返し。
二週間くらいは調整した方が良い。
何事も程々が良いのだが、相場は常に行き過ぎる。はしゃぎすぎてしまうものだ。
反動は、天地自然の摂理というもの。