為替の流れに神経を擦り減らしているが、円のトレンドは大幅安と見る。これについていくだけ。
山風の浜に出て鳴る春祭 麦青。
急に暖かくなって、相場も、動くようになってきた。
ドル円相場が日々高安1円幅を超える動き。10万ドルFX取引は一晩で10万円の損益。
今は1枚1万ドルが主流というが、100万ドル単位で1銭を取った、取られた・・・と、1日100回計りするスキャルパーも多いと聞く。
取引回数が多ければ多いほど、利益の機会も多くなる、と錯覚する投資家が多い。
損する機会も増えていることを知らない。
そのうち、ロスカットできず、損失が膨らみ、証拠金不足で退場する投資家がほとんどであるという。
日計り商いはロスカットが命。1銭トレードで10連勝しても、1回10銭の損失でパーだ。
利食いと損切りを同じ値幅に設定すると、取引回数が増えるほど、勝率は50%に近づく。
しかし、何かの拍子に損切り出来ない時がある。魔がさす時がある。
人生三つの坂は有名だが、相場にも当てはまる。上り坂と下り坂、そして“魔”坂。
NY金二月、三月と安値切り上がり。1,620㌦へのチャレンジ。1,650㌦を超えれば、売り方魔坂の峠越え。
東京金も、5000円台を回復しよう。円安フォローがあれば高値更新への道のりは近い。
国内金、白金がまた逆鞘になったが、白金4,750円を維持できれば、逆鞘解消。両市場5,000円回復は6,000 円台への突破口となろう。
国内商品は、円安についていけばよい。