本日が上弦、明日が冬至。月齢の変わり目、季節の変わり目は、相場の変わり目になりうる。
ものごとは、陽がきわまって陰に向かうときは、陰がきわまるまで落ちていく。
国運も、社運も、個人の運も、それは皆同じである。
運が下降のときは、なにをしても効果は出ない。
そのときは、徒容として流れに流されるしか方法はない。
これを「時」という。
「変化は時の流れとともにある」。物事は究極に達すれば変化を見せ、新しい発展となる。
不況のときは、皆下を向く。下を向いても、底は見えない。
しかし、底に達したときは、そのあと上がるだけである。
先日の選挙も、究極に達した故の政権交代であれば、ここから新しい展開が起こるはずだ。
相場も同じ。下がるために騰げる。騰がるために下げる。
下げきれば、やはり騰がる。
為替相場の円安が止まらない。
この相場も大底を打ったようだ。
底を打った相場は上がるしかない。
天井打つまで騰がる。天井はどこかと問えば、時間が教えてくれるだろう。
少なくとも三年間は円安の流れ。100円は単なる通過点。
材料は後から滑車で運ばれてこよう。
円不安が巻き起こる。NY金が陰線叩き込みで1,650㌦近くまで売られた。国内は円安であまり売られていない。
年末の安いところで東京金を買って、円資産を減らしておく、というのも一考である。