欧米とも相場界は元気がない。日本も右肩下がりである。大不況の前兆のような気がする。
百舌鳥鳴いて村会散ず三時過ぎ 子規。
商いは薄い。欧米の相場も気乗りしていない。
CRB指数が下げてきて、NYダウも頭打ちしている。日経平均株価も頭打ちしている。
なにもかも、元気を失った相場である。
シカゴコーンも大豆も垂れ下がっている。
NY原油が90㌦を割って、80㌦に向かいつつある。上海ゴムももう上には行けない。
全般的に、大きな下げがいつ襲いかかってきてもいいような雰囲気になっている。
ヨーロッパ経済も、アメリカ経済も、右肩下がりである。日本はそれを見て肩を落としている。
世界経済は、不況期に向かっているのがわかる。
四年に一度の米大統領選挙を前にして、ドル高になるのかドル安になるのか関心を集めている。
米金利次第というものの、相場界は、固唾を呑んで見守る。
ドルは強くなければ、地球を支配できない。大統領選挙は、オバマ氏有利である。
だからと言って、この世の中、いつなにが起こるか判らないのだから油断できない。
日本の泥鰌総理はうまくやっているのか、ほどほどにやっているのか。国民に明るい希望をもたらさない。
NYダウは13,500㌦から離れられない。要するに重いのだ。
日経平均株価は9,000円台の維持が出来ない。
NYゴールドも、1,800㌦に手を伸ばしても、届かない。
NY原油が90㌦を割りますよと言っている。