もう、来年の事を考えている。相場ではなく、お相撲のこと。鬼が笑おうが構わない。
初場所やむかし大砲萬右衛門 万太郎。
大相撲初場所の番付表が発表された。
横綱白鵬は、来場所優勝すれば、通算二四回という歴代四位の優勝記録に並ぶのだそうだ。
日馬富士が横綱に昇進を決めたのは九月場所の両国であった。
そのときは、よくぞ横綱になってくれたと思った。
その後、肩に力が入りすぎていたのだろう。金星を献上したりと良い結果は出なかった。
相撲の見所は、勝ちっぷりであり、潔い負けっぷりだが、もう勝敗などどうでもいい。良い取組みを見せてもらえれば、それでよいと思う。
寒い日が続くが、年明けの楽しみがまた一つ増えた。来年一月十三日が待ち遠しい。
さて、相場は閑散としている。
財政の崖とやらも解決せず、崖から落ちるか、留まるか、米国はよく分からない年末だ。
一方、日本は年末年始の長い正月休み。
二十八日大納会、明けて四日は大発会。この間、欧米市場が大晦日、一月二~四日は営業。
年末ギリギリで、崖から転落しないことがハッキリすれば、相場は大きく動こう。
ただ、そんなリスクを犯してまで、相場を張るものではない。
まして、残玉がシコリ玉ともなれば尚更であろう。「シマッタは仕舞え」に限る。仕舞えば何かと楽になる。
正月はゆっくり相場から離れて休むがよか候。
人の寿命は限りあるが、相場は明日、来年も、その先もあります。