時代は変化する

不況は長引いて、泥鰌総理に期待はできない。自民党時代をなつかしく思うようになる。

鉢たたき呼ばるる門に後戻り 巴潮。

東京金が頭重くなった。4,500円は上抜くと見ていた人も多い。

NYダウが大きく下げて、日経平均株価も大幅安。

NY金は反発したが、1,800㌦はやはり頭になっている。

NYプラチナも、売り線のままである。

NY原油は戻り売り型。

ヨーロッパもアメリカも日本も、相場に元気がない。恐慌が来るのでないか。世界中が不況で、その不況に〝大〟の字がつく。いわゆる恐慌である。

企業は倒産し、失業者が増える。モノは売れない。政府も日銀も景気を回復させようとしても悪くなるばかり―という局面が大恐慌である。

人々は、始末しなければならない。

なにを始末するのか。〝出るお金〟を出ないようにする。

昭和初期の恐慌は、企業倒産が続出した。街はひっそりとして、人出が少なくなった。

昭和初期の大不況を克服したのは、戦争であった。いまの日本は戦争はできない。アメリカの後ろについていく。

アメリカも、昔のようにドルをふんだんにばらまけない。

ヨーロッパのどこの国もフラフラしている。

ものごとは、善くなったあとは悪くなる。

泥鰌総理は、いつも変わらず顔面笑顔であるが、総選挙で「自民党のほうか良かった」ということにもなりかねない。

時代がまた代わるかもしれない。国民は自分の生活のためには気ままである。